鼻毛鯖を買う/マイクロソフトは安い単体Windowsを(事業戦略として)売るべきだと思う

激安サーバ 
 すっかり首都圏反放射脳Androiderウォッチャーとなってしまった私ですが、彼らの激安情報はすごいですね。携帯を買い換えるときには重宝しそうです。

 で、MINI-ITXでPC自作しようと思っていたところで「鼻毛鯖」という言葉が目に飛び込んでしまいました。ググると、NTT-X storeが売る超激安NEC製サーバーだそうで、スペックはしょぼいけれど、Linuxを入れるならWindowsVMWare入れるよりははるかにましだろうと思います。今ならスリムタイプが送料込みで10,980円。

 これは自作ではできない値段ですね。自作だとケースだけで1万円近いから。

Windowsを入れる気にはならない
 でもWindows高いですね。単体で買うと3万円くらいするんだっけ?
 自作でインストールするときはアップグレードだと面倒なのでフルライセンス買いたいんですが、数年に一回、買うのはつらいものがあります。(家にあるのが1台じゃないからね)。

 これね、マイクロソフトにとってやばいんじゃないかと思うんですよ。自作ユーザー向けのWindows単体販売なんて儲からなくてトラブル対応が大変なのはわかるけど、コアなファンでしょ。Windowsを会社で与えられた事務機器とは思っていなくて、Windows 3.1や95の時代をふと思い出しつつインストールに時間を費やす層なんですよ。そこがいなくなると、「会社で無理やり使わされてる無味乾燥な事務機器」に陥っちゃうんじゃないかな。

 いや、マックみたいにマルチメディアも得意なおしゃれノマド系OSをめざせって言う意味じゃなくて、不器用でごつごつしてる事務機器だけど、閉じた環境じゃない(好き勝手に自組みしたPCでも動いてくれる)っていう魅力がWindowsの原点なんじゃないかと思うんですよね。

 そういう魅力をキープするためには、採算が悪くなってもいろんな機種、環境で安く動かせる状況を提供して混沌の魅力を伝えるべきだと思うな。

Confusion will be my Epitaph みたいな。