まともな反放射脳派サラリーマン

 最近、ぼうっとしていることが多くて、年末から正月も某クラスタを眺めたりして時間を潰してしまうことが多く、どうもいかんなと思っております。放射能の影響でしょうか。

 その正月に、反放射脳派の彼らも反原発派も僕ら被曝反対派も等しく狂っていて商業的であると書いたら、某漫画家の某一色登希彦氏からエア反論をくらいまして。なので、その某漫画家がヨーロッパに行って反応できない隙を狙って好きなことを書いちゃうぜ。

 その某クラスタはソフトウェア開発者のクラスタなのですが、僕と同じ職種のためか、彼らの仕事や思考は分かりやすいです。言っていることは論理的です。彼らは同業者に本人を特定された上で放射脳への批判を述べています。しかも、彼らは積極的に反被曝派に絡んだり、しつこく絡んだりしない。むしろ、自分たちが絡まれて迷惑していて、ブロックしたり「非公式RTすんな」と警告して迷惑をかけないでくれと言っています。つまり、mogmemoの異質とも思える粘着的姿勢とはまったく違うのです。

 僕らと彼らの違いは下記のことだけではないかと思います。

  • 反被曝派:公的情報の信頼性が低いので、そのままリスク管理に使えない。生命、健康のためには多大な犠牲も覚悟する
  • クラスタ 公的情報を信じるしかない。生活していく上では諦めるところは諦めなければならない。今の生活だって大変なんだから

 リスク評価ではなく、リスク管理での違いだと思います。生活に対する意見の違いですね。知能や教育も僕とほぼ同等か。若いから情報収集能力は上かもしれません。というか、上でしょう。

 「まともなサラリーマン」なんですよ。

 ADKに多少、資金をもらってる人たちなのかと思って見ていたのですが、大多数は違うでしょう。
 彼らを「広告代理店の手先」「工作員」と断じるのは無理があります。また、それは僕らにとってなんの利益にもならない。一般的社会人男性の本音と捉えるべきでしょう。その認識を持って向き合わないと、僕らも「頭のおかしい左翼かぶれ」と捉えられてもしょうがない。
 彼らとコミュニケーションを取るべきか、それが可能かという問題はさておいて、おかしな意図をもって Twitterに出没している人ばかりでなく、一般の、ごくまともな方たちとして、「反放射脳派」を捉え、接していくべきではないかと思った次第です。

 その上で、本当に政府やADKから金をもらって、偏執的なmentionを繰り返してくる本当の「工作員」やその行動は分離して特定すべきでしょうね。それをごちゃ混ぜにすると本質が分からなくなる。

 世の中、思ったよりフラットで平等なのかもしれません。