Canon Powershot G1-X/消費者に「問い」を突きつける会社

キャノンから、Powershot G1-Xが発表されました。

G12を買ったばかりなのだけれど、マイクロフォーサーズ系も欲しいなあ、でもソニーのNEX系もボケがいいし、などと考えていた消費者としては、どきっとしました。

「レンズを取り替えて遊びたいのか、それともまともなカメラが欲しいのか」

と、キャノンの技術者に真剣に問いかけられたような気がして。喉元にナイフを突きつけられたような気がして。（ナイフ突きつけられた経験はないですけどね）

ミラーレス一眼じゃなくて、これでいいんじゃないか、レンズはどうせ一つしか使わないでしょ？という、いや、言われてみるとまったくその通りで。

G12の撮像素子とレンズを大きくしただけ（ミラーレス流行りへの場当たり的対処）っていう見方もできるかもしれませんが、うーん、「レンズマウントは、おいそれと変えてよいものではない」というカメラ屋の矜持を見せ付けられた。そんな気がします。

深読みしすぎか？