mGSD / Getting Things Done (GTD) で連休明けのお仕事を快適に

GTD(Getting Things Done)の導入なんて簡単さ。俺は何回も成功してる」。はい。禁煙と同じで、「成功回数=失敗回数」ですね。僕も4回くらい「成功」してます。

1. 紙じゃ無理
 デビッド・アレンの説明のまずいところは「紙でできる」を強調しているところでして、現実的に日本の狭いオフィスでは、あれだけの紙資料の置き場所はない(うちの会社だけか?)し、紙をフォルダー間で移動したり、移動中も見たり、書き直したり、、、無理ですね。(断言)

2. PC上のツール
 たくさん、PC用のツールは出ています。
 しかし、仕事内容を書き込むので、Webサービスは利用できない。うちの会社で使ったら処分される。
 GTDStyleWiki ( http://www.geocities.jp/wikistyle/gtd/ ) は本気で使ってましたし、これはシンプルだけど相当いい。日本人が開発したので、表示やマニュアルの日本語化もばっちり。ただ、プロジェクトの階層化ができなかったり、アクションとプロジェクトの変換がよく分からなかったりという難点がありました。アップデートもされいので、なんとなく使わなくなりました。
 Javaのツールだと、ThinkingRock( http://www.trgtd.com.au/ )。これはインストールしたけれど、重くて使わなかった。起動が遅くて、仕事中にぱっと使う気になれない。

3. mGSD
 「成功回数=失敗回数」の4回目くらいに「また、はじめるかぁー」という乗りで、新しいツールを探してる時に見つかったのが、mGSD ( http://oldwiki.tiddlywiki.org/wiki/MGSD ) です。もとはmonkeyGTDという名前の有名なツールでしたが、GTDという名前はデビッド・アレンさんからクレームがついて使えなくなったそうです。
 これ、いいです。TiddlyWikiベースなので軽いし、階層を多重にできるし、アクション、プロジェクトをプライベートと会社でデフォルトで分けるようになってたりして、至れりつくせり。表示は英語ですが、まあ、その、LifeHackやってる人が敬遠することはないでしょう。

4. でもね、TiddlyWikiがね、、、
 ただ、mGSDのもとのTiddlyWikiが、HTML5対応のリニューアルを着々とやってまして、そうするとmSGDがobsoleteになるのでしょう。 http://www.tiddlywiki.com/ でもね、そんなの出る前に、もう一回、「成功」しちゃうから、気にしないでいいか。。。

 そんなことして遊んでないで、仕事に集中すればいいのに。