使う側が使われる側より頭が悪いときに、社是:お客様を第一に/お客様を幸せに は正しいのか

1. 使う側が使われる側より頭が悪い
 今日、そうだよなーと思ったふたつのツイート。

「日本のIT業界で横行しているのは、使う側が使われる側より頭が悪いという奇妙な光景なんだよ。」
https://twitter.com/eri_michishita/status/320011681252126721

「@eri_michishita IT業界で顕著に見えるようになっただけで、そんなことは家電業界を中心に昔からあった話。 」
https://twitter.com/suzunone/status/320013547369275392

 正社員として働いてたときは、上司や幹部がなんて馬鹿なんだろうと思いながら働いてましたが、外注業者としてみるとほんと、日本の正社員ってとんでもないですね。とりあえず、20年遅れを10年遅れに取り戻すのを邪魔しないでくれ、みたいな。

2. 日本の会社にありがちな社是
 「お客様第一」「お客様の声を聞いて仕事を」「お客様の利益を最優先」
 ええ。うんざりしました。

 僕らは契約した会社のために技術的な仕事をしてるわけだけれど、もう、客の会社のために働くっていう思想はやめたほうがいいのじゃないだろうか。だって、今のほとんどの企業は社会に害をなす存在なのだからね。42型の大画面テレビを流行らしておいてエコとか、中東から石油を運んでバンバン燃やして動かす自動車、毎年何千人も交通事故で死ぬ自動車を山のように作ってエコとか、そういう会社はもうなんていうか社会の害悪だよね。

 であれば、自社の社員や、社会のために働く、利益を得るのであって、取引先はたんなる契約相手、焼畑農業のための野原だと思っていいのじゃないだろうか。どうせ潰れていくんだろうけど、それまでは搾り取ってあげますよ、みたいな。

 積極的に、社会に害をなす会社からは無駄な発注を取って体力を奪っていくっていう社是もありって言えばありなのかなあと思います。(あれ?うちの会社ってもしかして、、、)